ChatGPTやClaudeを使った、電子書籍のつくり方入門!
「AIで本を書けるらしいよ」と聞いて、「でも、実際どうやるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
最近は、ChatGPTやClaudeなどのAIを活用して、自分の考えや経験をもとに電子書籍を効率よく仕上げる人が増えています。この記事では、AIの仕組みをカンタンに紹介しつつ、電子書籍の作り方を具体的に解説します。
ChatGPTやClaudeってどう使うの?
そもそもAIには「一度に読める量」と「書ける量」がある
AIを本の執筆に使うときに知っておきたいのが、「一度に読める情報の量」と「一度に出力できる文章の量」が決まっているという点です。
例えば…
AIの種類 | 一度に読める量(入力) | 一度に書ける量(出力) |
---|---|---|
ChatGPT(GPT-4) | 約12,000~30,000文字(目安) | 約3,000〜5,000文字程度 |
Claude | 約15万文字以上も読める! | 最大5,000〜6,000文字程度 |
つまり、「本を一気にまるごと書いてもらう」ことは難しくても、章ごと・節ごとに分ければ、自然で一貫した文章が書けるというわけです。
実際にどうやってAIと一緒に本を書くの?
では、ChatGPTやClaudeを使って本をつくる具体的なステップをご紹介します。
① まずは“どんな本にしたいか”をAIに相談
たとえば、こんなふうに聞いてみます。
「40代からの健康習慣について電子書籍を書きたいんだけど、どんな企画が良いかな?」
するとAIが、
- 読者ターゲットの整理
- 参考になる本のスタイル
- 書き出しのアイデア
などをいくつか提案してくれます。
ここで大事なのは、あいまいでもいいから、最初の“もやもや”をAIに話してみること。そこから形がどんどん見えてきます。
② AIに目次を考えてもらう
次に、企画が固まったらAIに目次を相談してみましょう。
「40代からの健康習慣についての電子書籍。読者は仕事と家庭に忙しい男女。目次案を5つ考えて」
ChatGPTやClaudeは、ニーズに合わせた目次をいくつも出してくれます。
複数の案を比較して「これだ!」と思う構成を決めたら、いよいよ本文の執筆です。
③ 本文は“章ごとに依頼”しよう
本を書くときは、章ごと・節ごとにAIに依頼するのがベストです。
「この目次に沿って、第1章を書いてください」
「第2章の最初のパートを書いてください」
という具合に、小分けにしながら進めるのがポイント。
さらに、ChatGPTには前に書いた内容を読み込ませながら進めると、トーンや文体も統一されやすくなります。
文体がバラバラにならないようにするには?
よくあるお悩みが、「AIに書かせたら章ごとに文体が違って読みにくい…」というケース。
その対策として、以下のような工夫が効果的です。
✅ 自分の文体を見本として渡す
たとえば、自分のブログ記事や過去に書いた原稿を「これと同じような文体で書いて」と伝えるだけで、トーンがグッと揃いやすくなります。
✅ ChatGPTの「カスタム指示」やClaudeのスタイル設定を使う
最近のAIは、一度スタイルを学ばせれば、それを繰り返し使うことが可能です。「やさしい語り口で」「中学生でもわかる説明で」などの指示を活かしましょう。
宣伝用のページ(ランディングページ)もAIで作れる!
本をつくったら、次は読んでもらうための宣伝ですよね。
実は、AIは「売るためのページ」も作れるんです!
たとえば、
- 本の内容を要約
- 読者が「読みたくなる」キャッチコピーを生成
- Amazonやnoteで使える紹介文を作成
など、まるごと任せることができます。とくにClaudeのような大量の文字を読み込めるAIなら、全体の構成や流れも踏まえて、的確な宣伝文を作ってくれます。
AIを使って出版した実例
たとえばある主婦の方は、ChatGPTを使って子育てエピソードを電子書籍にまとめました。
彼女は、毎日の育児日記をもとに、AIに編集や構成を手伝ってもらい、たった1ヶ月でKindle出版!
さらに、「この本の紹介文も作って」と頼むことで、販売ページやSNS投稿用の文もスムーズに仕上げることができたそうです。
まとめ:AIは「あなたの共同著者」
AIで本を書くのは、難しそうに思えて、実はとても現実的な方法です。
ポイントは以下の4つ:
- 一度に書かせようとせず、小分けにする
- 自分のスタイルや書き方を教えてあげる
- 進行中の内容を読み込ませて、文脈をつかませる
- 本だけでなく、宣伝文もAIに頼る
ChatGPTでもClaudeでも、工夫次第でプロのような一冊が仕上がります。
今後、こうしたノウハウを活かした講座やサポートも予定しています。
「私も本を書いてみたいけど、どう始めれば…?」という方は、ぜひ気軽にご相談ください。今後も、実用的でワクワクする情報をお届けします!
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