AIを使って考える技法(技法1:多様な特徴)

技法1:多様な特徴

(発想プロセス|すぐにアイデアがほしいとき)


目次

1.概要

自然界の「生物の特徴」からヒントを得て、新しいアイデアを生み出す手法。
動物や植物は人類が長年研究してきた「バイオミミクリー(生物模倣)」の宝庫であり、そこから機能やデザインを取り入れることで、革新的な製品・サービスを考えられる。


2.ねらい

  • 発想の幅を広げる
  • 想定外の機能を取り込む
  • 自然界の知恵を応用した実用的な解決策を導く

3.ステップ

  1. 特徴が大きく異なる動物や生物を10種類あげる
  2. それぞれの生物から連想できる特徴・機能を10個ずつあげる
  3. 連想した特徴を「考えたい対象(商品・サービス)」に組み合わせて、7つの新アイデアを発想する

4.例(お題:「新しい傘」)

  • 生物例:ハリネズミ、カメ、ハス、フクロウ、アリ、チョウ、イルカ、サメ、コウモリ、クモ
  • 特徴
    • ハリネズミ → トゲで防御
    • カメ → 甲羅で覆う
    • ハス → 撥水性
    • フクロウ → 静音飛行
    • クモ → 糸で展開
  • 応用アイデア
    • 「甲羅のように全方位を覆う傘」
    • 「ハスの葉のように水滴を弾く傘」
    • 「フクロウの羽根のように静かに開閉する傘」

5.実際のメタプロンプト(AIへの指示文)

まず、特徴が異なる動物や生物を10個あげてください。  
次にその動物から連想できる特徴や機能を各10個あげてください。  
最後に、連想した単語と組み合わせて有益な機能を持つ〈アイデアを得たい対象〉を7つ考えてください。  

👉更に、詳しく知りたい方は、こちうあの紹介記事を活用ください。

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この記事を書いた人

あなたの隣りに何時もいる『ITC顧問』こと、ふくろう博士です。ITC和歌山オフィスの『ITC顧問』スタッフとして、簡単・シンプル・手頃なICTツールを駆使して、あなたの会社の課題解決のお役立ち情報を呟いています。気軽に、フォローなどでお声をお掛けください。
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