AIと共創!あなただけの「自己紹介・事業PR」を磨き上げる実践セミナー

起業家、フリーランス、経営者の皆さん、ご自身の「自己紹介」や「事業PR」に自信はありますか? 名刺交換会や異業種交流会に参加しても、なかなか仕事につながらない…そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

実は、ビジネスを加速させる上で「自己紹介・事業PR」は極めて重要な技術です。しかし、「どう伝えれば相手に響くのか?」「何を話せば興味を持ってもらえるのか?」と悩むことも多いでしょう。

そんな課題を解決するため、オンラインにて、「AIを活用した自己紹介・事業PRを作ってみよう」と題した個別セミナーを開催しました。本記事では、その開催模様と、効果的な自己紹介・事業PRをAIと「共創」する手法についてご報告します。

目次

なぜ自己紹介・事業PRが重要なのか?


ビジネスにおける自己紹介や事業PRは、単に自分の名前や会社名を伝える場ではありません。それは、

  • 効果的な人脈形成
  • お仕事の受注機会増加
  • ホームページやSNS、資料などのプロフィール作成の土台作り

に直結する重要なステップです。しっかりと自己紹介ができるようになれば、出会いをビジネスチャンスに変える可能性が格段に高まります。

AIに「丸投げ」ではなく「共創」する価値

今回のセミナーの最も重要なポイントは、AIに自己紹介・事業PRの作成を「丸投げ」するのではなく、「AIと自分の共同作業」で作り上げるという点です。

イメージとしては、

  • 人間が土台を作る(0点 → 30点):まずは自分の言葉で、伝えたいこと、相手に届けたい価値を整理します。
  • AIが強化・肉付けする(30点 → 80点):AI(ChatGPT)を活用して、人間が作った土台を元に文章を洗練させ、構成を整えます。
  • 人間が仕上げる(80点 → 100点):AIが生成した文章を、自分の想いや個性を加えて最終調整します。

このように、人間が「素材」を提供し、AIが「形」を整え、再び人間が「魂」を入れる、という共創プロセスこそが、相手に響く「あなただけの」自己紹介・事業PRを生み出す鍵となります。

セミナー前半:AIに頼らず「自分ファースト」からの脱却

セミナー前半では、まずAIを使わずに1分間の自己紹介を作成するグループワークを行いました。ここでは参加者の皆さんに、ご自身の事業について深く考えていただきました。

多くの方が最初に直面するのは、「自分ファースト」になってしまうことです。趣味の話ばかりしてしまったり、専門用語を並べ立ててしまったり、いきなり売り込みをしてしまったり…。これでは、相手に「で、結局この人と知り合うとどんなメリットがあるの?」という疑問を残してしまいます。

効果的な自己紹介のポイントは、「お客様ファースト」であること。つまり、「あなたと知り合うメリット」を明確に伝えることです。

ビジネスの3大コンセプト

そのメリットを伝えるための基本構造として、「ビジネスの3大コンセプト」をご紹介しました。

  • ターゲット(Target):どのような悩みを持つお客様に向けているのか?
  • ソリューション(Solution):その悩みを解決するために何を提供するのか?
  • ベネフィット(Benefit):それによってお客様はどのような素敵な未来を手に入れられるのか?

「Aという悩みを抱えているお客様を、Bという素敵な未来へ変化させること」——これがビジネスの定義であり、自己紹介で伝えるべき核心です。

セミナーでは、この考え方を元に、まずは20秒のショートバージョン自己紹介の型(肩書き+氏名 → 悩み+ベネフィット → 行動喚起)を練習。さらに1分、2分と内容を肉付けするためのワークシート(事業名、ターゲット、悩み、ベネフィットなど16項目)を記入していただきました。このワークシートこそが、後のAIとの共創における「宝物」となります。

セミナー後半:ChatGPTで自己紹介・事業PRを覚醒させる

後半はいよいよChatGPTの登場です。前半で人間が思考し、言葉にした情報を元に、AIを活用してより魅力的で伝わりやすい自己紹介・事業PRを作成しました。

まずはChatGPTに自己PRの重要性や具体的な活用シーンなどを質問し、AIが持つ一般的な知識を引き出しました。次に、ワークシートに記入したご自身の事業情報をプロンプトとしてAIに入力し、自己紹介文を作成してもらいました。

参加者の皆さんからは、「こんな短時間で、自分の情報を元にこれだけの文章が作れるのか!」と驚きの声が上がりました。ChatGPTは、入力された情報を元に、構成を整え、より洗練された言葉遣いで自己紹介文を生成してくれます。

しかし、ここで終わりではありません。AIが作った文章はあくまで「確率的に正しい」平均点の文章です。ここからが人間の腕の見せ所。AIが生成した文章をベースに、自分のストーリーや実績、情熱といった「自分らしさ」を加え、「AIには出せない価値」を吹き込んでいきます。

必要に応じて、AIに「もっと専門性を強調して」「もう少し親しみやすい表現にして」といった具体的な指示を与えたり、「この事業について質問して」と問いかけることで、より深く内容を掘り下げ、自己PRをブラッシュアップする手法も紹介しました。

受講者の声:AIとの「神回(かみかい)」共創体験

セミナー終了後、多くの受講者の方々から温かいご感想をいただきました。その一部をご紹介します。

  • 「自己紹介や事業紹介をChatGPTをこのようにうまく使えばすぐにできるのかと驚きでした。」
  • 「AIと人間の競業が重要であるというメッセージが響きました。」
  • 「AIが私がやります、できます!みたいな強い言葉で文章を作ってくれたので背中を押してもらいました。」
  • 「チャットGPTが重い内容を前向きな言葉に変えてくれた。」
  • 「AIに関する動画やニュースはよく聞くけど、実際に、このセミナーを聞くことでAIのリアルタイムの情報を見て、しかも分かりやすく活用できる手順を学ばせていただき、良い刺激になりました。」

といった嬉しいコメントを多数いただきました。AIが単なるツールとしてだけでなく、時には共に考え、励ましてくれるパートナーのように感じられたようです。「神回(かみかい:素晴らしい・感動的な回答)だったのでは」というお声もいただき、講師として大変嬉しく思っております。

宝物としての「ワークシート」とAIの可能性

今回のセミナーで作成した16項目のワークシートは、単なる自己紹介のネタ帳に留まりません。この核となる事業情報をAIと組み合わせることで、その可能性は飛躍的に広がります。

例えば、この情報を元に…

SWOT分析を行う
自己紹介ブログ記事を作成する
事業拡大のためのパートナー候補を提案してもらう
SNS投稿のアイデアを出す
補助金申請書のドラフトを作成する
プレスリリースを作成する
など、様々なビジネスシーンでAIを活用できるようになります。

まとめ:AIと「一緒に」事業を覚醒させよう

今回のセミナーを通じて、自己紹介・事業PR作成におけるAIの強力なサポート力と、それ以上に人間自身の思考と感情が重要であるということを改めて感じていただけたかと思います。

AIは私たちのクリエイティブな活動や言語化のプロセスを加速させてくれます。しかし、そこに深みや個性をもたらすのは、私たち自身の経験や情熱です。

AIを恐れるのではなく、AIを賢く使いこなし、あなたの事業を、そしてあなた自身をさらに輝かせていきましょう。今回学んだAIとの共創手法を、ぜひ日々のビジネスにお役立ていただければ幸いです。

今後もAI共創スタジオ(by ITCW)では、実践的でビジネスに役立つAI活用セミナーを開催してまいります。ご興味のある方は、ぜひ今後の情報にご注目ください。

尚、今回のワークシートやお問い合わせは下記ボタンから、お問合せ下さい。

A!実践セミナー!自己紹介と事業PRを磨く

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この記事を書いた人

あなたの隣りに何時もいる『ITC顧問』こと、ふくろう博士です。ITC和歌山オフィスの『ITC顧問』スタッフとして、簡単・シンプル・手頃なICTツールを駆使して、あなたの会社の課題解決のお役立ち情報を呟いています。気軽に、フォローなどでお声をお掛けください。
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