IoTの読み方はアイオーティーです。IoTは、Internet of Things(モノのインターネット)の略です。IoTを簡単にいうと「モノ」がインターネットに繋がる社会です。でも、具体的なことはよくわらかない・・・といった方も多いのではないでしょうか。ITC和歌山オフィスでは、Zoom活用による相談を受け付けています。PC(Win,mac,ChromeBook)、タブレット(ipad,adroid)スマホなど色々のデバイスでお受けできます。
IoTとは?
IoTとは何か、IoTで何が実現できるのかを例を用いできるだけ簡単にわかりやすくご説明したいと思います。
IoTとは、Internet of Things(モノのインターネット)の意味です。
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)という言葉ができる以前、インターネットはコンピュータ同士を接続するためのものでした。よって、従来は主にパソコンやサーバー等のIT関連機器が接続されていましたよね。
しかし、現在では新たにスマートフォンやタブレット端末も接続されています。テレビやデジタルカメラ、デジタルレコーダーや最近話題のスマートスピーカー等のデジタル情報家電をインターネットに接続する流れは更に増加しています。
デジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報や様々なデータがインターネットを介して伝達されるシーンが今後ますます増えて行くことでしょう。
このように世界中に張り巡らされたインターネットはあらゆるモノがコミュニケーションをするための情報伝送路になりつつあります。
そして、今までインターネットにつながっていなかったモノをつなぐことをIoT:Internet of Things(モノのインターネット)と呼んでいます。
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)という手段で何を目的とするかの明確な定義はなく、IoTには様々な応用例が考えられています。
例えば、IoTで何ができるのか、なぜこんなにも注目されているのか、そもそも「モノのインターネット」とはどういうことなのか、よくよく考えてみると疑問に思えることが多いテーマです。
IoTを理解するには
IoTを理解するには、常に複数(主に2点)のレベルを意識する下記2面を見る必要があります。
- 人とモノがインターネットで繋がって制御したり、情報を見える化したりするレベル
- モノとモノがインターネットで繋がってデータ共有することで、自動化・効率化が図られるレベル
人とモノ
パソコンやスマートフォンは勿論、テレビ、レコーダー、腕時計など、既にいろいろなものがインターネットに繋がっています。この先もロボットとかスピーカーなどがインターネットに繋がっていきますが、これは「人」を基準にした視点です。
モノとモノ
これから社会で起ころうとしている変革は、モノ(Thing)とモノ(Thing)をオープンに繋げようとしているのです。もう少し簡単に分かり易く「M2M」(Machine to Machine)つまり「機械」と「機械」がオープンなネットワークで繋がる社会を考えてみましょう。
IoTとM2Mは、センサーが繋ぐネットワークという点で実は親和性が高いです。「M2M」は、クローズドな(閉じた)システムでは、とうの昔から利用されています。人感センサーに反応して点灯する照明、ビルの空調設備、エレベータと監視システムの連携など、これらは良い例です。
一方、オープンなIoTの例では、コンピューターとコンピュータ、パソコンとスマートフォン、スマートフォンとクラウド等が良い例になります。
インターネット家電もIoTとしては古くからあるコンセプトです。
では、既に当たり前のように接続している機械同士ではなく「今まで考えなかったいろいろな機械が通信で繋がったら何ができるのでしょうか?」想像してみてください。
モノとモノが繋がったら何ができるだろう?
「電車と自動車が繋がったら何ができるだろう?」
「自動車と自動車が繋がったら、どんな社会になるだろう?」
信号機と腕時計、エアコンと照明器具、うちの洗濯機と隣の家の洗濯機、駅の自動改札機と自宅の玄関ドア、自動販売機とコインロッカー。。。
「なんの関わりも持たないような機械同士が繋がったところで、結局意味はない」と考えるかもしれません。
では次に、もしこれらの機械通しで会話ができるとしたら、どんなことを話すでしょうか。
- うちの洗濯機は何を見てどんなことを知っていて、隣の家の洗濯機が知っている何を知りたいと感じるのでしょうか。
- 駅の自動改札機と自宅の玄関ドアはどんな会話をするでしょうか。
- 駅の自動改札機と自宅の玄関ドアは、どんな会話をするのでしょうか。
- 自動車と自転車とエアコンと洗濯機は、どんな会話をするのでしょうか。
機械だけではなく、傘、コップ、皿、靴、服、財布、ボールペンなど、様々な「モノ」が繋がり、会話を始めるとどんな世界になるのでしょうか。凄く、ワクワクしますね。。。
IoT:Internet of Thingsにより、インターネット経由でセンサーと通信機能を持ったモノ達、例えば、ドアが「今、開いているよ。」、工場内の機械が「調子が悪いよ。故障しそうだよ。」、植物が「水が欲しいよ。」、猫の首輪が「今トイレにいるよ。」等とつぶやき始めるのです。
これらの情報をインターネットを介し様々な場所で活用することができますよね。
IoTを理解するには、常に複数のレベルを意識!
IoTで見える化をするとよく言われます。これはとても重要な視点ですが、人間がデータを見えるかするための可視化であるならば、それは過渡期のことです。
機械と機械を繋げる前に、どんなデータを取れるのか、何が分かりそうかを人間が見て判断することが、初めの一歩だからです。
そのフェーズを過ぎれば、見える化した情報を他の機械に送り、それによってより大きな自動化や効率化が達成できると考えられます。
つまり、「IoT」を理解するには、常に複数のレベルを意識しなければならないということです。
人間とモノがインターネットで繋がって制御したり、情報を見える化したりするレベル。そして、モノとモノが繋がってデータを共有することで、自動化・効率化が図られるレベルです。
人工知能・ロボットの未来への期待と不安と同じだけの期待と不安がIoTにもあります!
IoTと聞いて、その可能性をどこまで感じとれるかは、人それぞれです。何かを感じたとしても、それはすぐにできることではなく、未来の話、5年先、10年先にできることだったり、この先何年もできないことだったりするかもしれません。
実際、人間と同レベルで物事を判断できる人工知能はありませんし、当分は登場しません。人間並みの速度で商品棚を自動で整理するロボットも、まだまだ先の未来の話です。
しかし、人工知能やロボットの未来に期待と不安を感じるのと同じだけの期待と不安が、IoTにもあるのです。
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