「AIってなんでもできるんでしょ?」
最近ではそんな声もよく聞きます。でも、実はAIを“上手に使う”ことが大切なんです。特におすすめなのが、あなたの思いつきをAIと一緒に育てていく方法。今回は「ちょっとしたメモから、記事や動画など、いろんなコンテンツを生み出すアイデアづくり」についてご紹介します。
■ 朝のコーヒーと、なんとなくのメモからすべては始まった
ある朝、私はいつものようにコーヒーを飲みながらぼーっとしていました。ふと、「AIをもっと面白く使えないかな…」と考えて、スマホのメモアプリを開いてみました。
そこに書いたのはこんな感じのことです。
- 創造力って、どうやって育つんだろう?
- AIは言葉が得意っていうけど、どういう意味?
- 記事って、いきなり書けるものじゃないよね?
- 思考を整理するって、捨てることも必要かも?
…今見ると、すごくバラバラ。でも、そのとき気づいたんです。
「あれ?このメモ、うまくまとめれば、いろんな記事が作れるかも!」
まるで冷蔵庫にあるバラバラな材料が、うまく組み合わせたらごちそうになるみたいに。
■ ステップ①:アイデアは、いつどこで生まれるか分からない!
面白いアイデアは、ふとした瞬間にやってきます。
通学中の電車の中、シャワー中、家の犬を散歩させているとき…。そんなときは、「これ、あとで書こう」じゃなくて、すぐにメモするのがコツです。
メモの方法は自由です。
・箇条書きでもOK
・手書きのメモでもOK
・思いついたまま書いてもOK
ポイントは、「キレイにまとめよう」と思わないこと。とにかく思いついたままに書いておくと、あとで大切なヒントになります。
ちなみに、私がよくやるのは「真ん中にキーワードを書いて、そこから連想ゲームのように線を引いていく」マインドマップという方法。紙とペンさえあればできて、意外と楽しいんですよ。
■ ステップ②:AIが理解できるように整理しよう
思いついたままのメモは、人間にはわかっても、AIにはちょっとわかりにくいことがあります。そこで、少しだけ整理してあげることが大切です。
たとえば、こんな風にグループに分けてみましょう。
【アイデアの種(例)】
● 創造性とAI
- AIは言葉の使い方が上手
- アイデアは偶然から生まれることもある
● 記事の作り方
- まずはメモから始める
- アイデアを並べることが第一歩
- 直感が大事
このようにまとめると、AIが「なるほど、こういうことが言いたいのか」と理解しやすくなります。
■ ステップ③:AIに“広げてもらう”
整理したメモを、今度はAIに渡して「どんな記事が書けそう?」と聞いてみます。
私が使っている言い方はこんな感じです。
プロンプト例:
「以下のメモを元に、ブログ記事にできそうなアイデアをいくつか出してください。タイトルと簡単な説明でお願いします。」
すると、AIはこう返してくれます。
- 「直感とAI:人間のひらめきを活かす方法」
- 「アイデアはメモから始まる:創造性を引き出す習慣」
- 「AIに教わる、情報の整理術」
どれも、「ああ、そうそう、それ言いたかった!」という気持ちにさせてくれます。
■ ステップ④:選ぶときは“感情”で決める
AIが出してくれたアイデアの中で、「これ、面白そう!」と思ったものを選びます。このとき、理由なんていりません。感情がすべてです。
選んだら、次はこんなふうに頼みます。
プロンプト例:
「“教えることで学ぶ”というテーマを元に、記事を書いてください。」
これで、AIがひとつの記事の文章を作ってくれます。まだ完成とは言えませんが、土台としては十分。そして、人間が手を加えることで、グッと面白くなります。
■ ステップ⑤:アイデアを複数のコンテンツに育てよう!
メモから生まれた記事のアイデアは、1つにとどまりません。
うまくいけば、3〜5本のブログ記事や動画、SNS投稿にも広げることができます。
私も、たった1つのメモから「記事」「セミナー資料」「チラシのキャッチコピー」「Facebook投稿」など、いろいろ作ったことがあります。
つまり、「一つのタネから、たくさんの花が咲く」わけですね。
■ AIとの“良い付き合い方”とは?
この方法の面白いところは、人間とAIのいいところを活かしている点です。
- ひらめきや直感、面白い!と思う気持ちは「人間」だけが持っている力
- 膨大な文章をまとめて、パターンを考えるのは「AI」が得意なこと
この2つをうまく組み合わせることで、AIが“相棒”になってくれるんです。
「AIに仕事を奪われる」なんていう不安ではなく、「AIを使って、自分の創造力をもっと広げる」。そんな未来の使い方が、ここにあると思っています。
まとめ
もしあなたが、「アイデアはあるけど、形にならない」「いろいろ思いつくけど、まとまらない」と思っているなら、ぜひこの方法を試してみてください。
- 雑多なメモは宝の山
- AIはそれを広げてくれる相棒
- 最後は自分の感情と体験で仕上げる
この流れを覚えておくだけで、あなたの中にある“まだ言葉になっていない何か”が、魅力的なコンテンツに変わるはずです。
ぜひ、AIと一緒に、楽しくクリエイティブな時間を過ごしてみてください!